永久脱毛の方法として良く知られる医療レーザー脱毛が誕生したのはおよそ10年前の事なんだそうです。そう聞くと永久脱毛というのはごく最近のもののように思われますが、調べてみるとその歴史はいがいと古く、古来より行われていたのだそうです。美を追求する女性(最近は男性も少なくないようですが・・)の身だしなみへの飽くなき探究心は今も昔も同じと言ったところでしょうか。永遠のテーマともいえるでしょう。永久脱毛は毛の仕組みの解明や、技術の進歩によって現在は人体への負担も少なく、より完璧な永久脱毛が可能になってきています。
永久脱毛が現在のような状態になるまでには、どのような技術革新が繰り返されてきたのでしょうか。少しその歴史を紐解いてみたいと思います。まず1875年に電気分解法(熱解離法)が産み出されました。電気分解法は、世界初の科学的な永久脱毛方法として生み出されました。この永久脱毛方法はアメリカで逆さ睫毛の治療として開発されたのが最初なのだそうです。電気分解法は、発毛組織に直流電流を流し、組織液を電気分解し、その電気分解作用でできるアルカリ液が毛包組織を破壊することで発毛が行われなくなるという永久脱毛方法だったそうです。
1904年にアメリカではX線を使用した永久脱毛法が行われたそうです。しかしこの方法、確かに永久脱毛は出来たものの、シミやシワ、皮膚ガンなどの副作用があったため、次第に減退していったそうです。1924年にはフランスで高周波脱毛法が、高周波電流を使用する永久脱毛法として考案されました。暫くたってから、高周波法脱毛器に真空管が使われるようになったことで性能が増し普及が進んだそうです。1948年には電気分解法と高周波脱毛法の2つの方法を組み合わせ、効果を高めた方法で、現在でも行われている美容電気脱毛法が誕生しました。この脱毛方法は1970年代に入ってから、日本にもブレンド式脱毛器が輸入され普及しました。
1983年にハーバード大学のAndersonらがレーザーの医学への応用にとって非常に重要な理論「選択的光熱融解」を発表しました。これはレーザーの照射時間を短くすることで、周りの組織にダメージを与えずに特定の組織のみを選択的に反応させることができるというものでした。1996年にはハーバード大学が発表したレーザー脱毛理論「選択的光熱融解」を元に、皮膚科を始めとする様々な分野で、レーザー治療の応用が進み、レーザーによる永久脱毛が開発され、現在の永久脱毛の主流となりました。1997年日本にレーザー脱毛機が初めて導入され、皮膚科・美容外科などの医療機関によって、永久脱毛が行われるようになりました。





